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2020.11.24

住宅購入とリフォームを一本化したローンがあるってホント?

今回は、中古住宅の購入とリノベーションを併せて検討しているお客様から多く寄せられる質問をご紹介します。

Q. 住宅購入とリフォームを一本化したローンがあるってホント?

以前は、中古住宅を購入する際は「住宅ローン」を組み、リフォームには「リフォームローン」を組むのが一般的でした。

金利は金融機関によって異なりますが、住宅ローンは0.5~3.0%、リフォームローンは2.0~8.0%前後です。
そのため、リフォームローンを併用すると金利が高くなり、返済額の負担が大きくなるというデメリットがあります。

しかし、最近では住宅ローンとリフォームローンをまとめて借りられる「リフォーム一体型住宅ローン」を取り扱う金融機関が増えてきました。
リフォーム一体型住宅ローンのメリットは主に以下の2つです。

  1. リノベーション費用にも住宅ローンの金利が適用される
  2. 返済期間を長期に設定できる

月々の返済額だけでなく支払い総額も低減されるので、中古住宅の購入とリフォームを併せて検討している方にとっては最適なローンと言えるでしょう。

Q.リフォーム一体型住宅ローンの利用で、どのくらい負担が軽減されますか?

2000万円の中古物件を購入して、500万円のリノベーションを行ったケースを見てみましょう。

●住宅ローンとリフォームローンを別々に2500万のローンを組んだ場合

<住宅ローン>
借入最長35年、金利(変動) 0.625%
返済額53,029円/月

<リフォームローン>
借入最長15年、金利(変動) 4.00%
返済額36,984円/月

53,029円+36,984円で、リフォームリーンの返済が終了するまでの、毎月の返済額は合計90,013円になります。

●リフォーム一体型住宅ローンを2500万利用した場合

借入最長35年、金利(変動) 0.625%
返済額66,286円/月

つまり、住宅ローンとリフォームローンを別々に利用した場合は、毎月の返済額は合計90,013円。
リフォーム一体型住宅ローンを利用した場合は、66,286円。

リフォーム一体型住宅ローンを利用すると、別々にローンを組むよりも15年間の毎月返済額が23,727円安くなり、年間で28万円以上も返済の負担が軽減されます。
また、支払いの総額も約108万円安くなります。

中古住宅を購入してリノベーションしたいという方には、この「リフォーム費用一体型住宅ローン」がおすすめです。